兵庫県神崎郡神河町

2018年06月22日


兵庫100山に戻る
兵庫100山』 千ヶ峰で体力測定を行ってみるが予想以上に落ちており、山歩きを止めて正解だった。
久し振りの体力測定
たまに1時間で登れる雪彦山の大天井岳までを体力測定に使っていたが、'16年06月に体力測定した時には1時間04分掛かってしまい、がっかりしてそれ以来は体力測定はしていなかった。 千ヶ峰の三谷コースも1時間で登れるコースであり、'18年04月に体力測定に来てみたが、登り初めに陽の当たる綺麗な滝を見て滝見に変更してしまい山頂には登らなかった。 今日はそれのリベンジで登りでは写真撮影も控えて登りに専念して現在の自分の実力把握に専念することにする。 但し、心臓がバクバクする様な無理をせずにいつものペースで登ることにする。
久し振りの体力測定
 体力が落ちたのは '16年の夏に山歩きが嫌になり、滝見に変更し、山歩きを半年間しなかったのが原因なのは判っていたが、最近、低山歩きを再開したが、それでは体力は回復していなかった。 記録が残っている中での三谷コースの登り時間を見てみると、
 '05年04月:58分 (56歳の体力測定として登った。)
 '08年03月:1時間47分(残雪期で時間が掛かっている)
 '13年03月:1時間27分(残雪期でもこの時間で登れている)
 '18年06月:1時間11分(今日の体力測定時間)
これを見ると確実に山歩きの体力は低下している。 体力増強のトレーニングはやる気がなく、
この現実を受けて、体力が必要な山歩きを控える様にして行きたい。
 因みに三谷コースの標準時間を調べてみると 1時間30分であり、遅くなったと言いながら幸いにも標準時間は越えていなかった。
〔047〕千ヶ峰 (1,005m)
せんがみね
Road Map :R427を加美区三谷からハーモニーパークへの林道に入る。
Route Map:三谷コースの登山口から山頂を往復する。

登り:1時間11分(歴代最遅)
下り:2時間25分(滝見する)
合計:3時間46分(山頂での休憩10分含む)
登り時のGPS軌跡のみにも表示している。
天気予報では今日は梅雨の晴れ間となり、お昼には気温が30℃に上がるらしいの
で、家を早く出て午前中の涼しい内に山歩きを済ます様にした。 朝の気温18℃。
6時33分に三谷コースの登山口から歩き始める。今日の目的は我が身の体力測定なので、滝には目を奪われずに写真撮影は出来るだけ控える様にする。
17分登った地点の距離表示を癖の様に写真を撮ってしまった。
登山口には2,053mの表示があったので、まだ553mしか歩いていない。
三谷渓谷沿いの穏やかな登山道を終えて、真っ直ぐに伸びる急登に差掛かる。 ここから体力差が出て来そうであるが、ゼイゼイ言わない範囲の無理をしないスピードで登って行く。
岩座神コース分岐を過ぎても真っ直ぐに伸びる急登が続くが、上部では一息付ける穏やかな登りになってくる。 急登部の斜面は雨水で荒れて
おり、ハイカーが避けて通った道が両側に出来ていた。
遅れがってになっているのは気分的に判っていたが、57分の地点で”後20分”の表示が出て来て愕然とする。 目標の1時間を少し越えるだけと思っていたが、これでは1時間を大きく越えてしまう。 これが山歩きをサボっていた今の自分の実力なのか・・・
1時間11分にて ”千ヶ峰”(1,005m)の三角点に到達する。
記録が残っている中では最遅となってしまった。それだけ体力が落ちていることを自覚しよう。
山頂に着いたのが7時44分、まだ涼しいのでがっくりした気分を冷やすことにする。
山頂から市原コースの尾根道を見る。途中の東屋もしっかりと見えていた。
山頂から登って来た三谷コース側を見る。
朝もやが幻想的であるが、コアブが一杯飛んでおりうっとうしい。
山頂から笠形山までの縦走尾根を見る。 この縦走路には何とかアルプスの偽名が付いているらしいが、終始、植林帯の中を歩くので展望は殆ど利かない。
下りのしばらくは穏やかな登山道が続くが、この後には胸突き八丁が待っている。
コアブがうっとうしいので山頂では10分程休憩して下山に入る。
下りには時間の制約がないので写真を撮りながらゆっくりと歩く。
尾根筋の真っ直ぐな登山道が続く。
写真では穏やかな勾配に写っているが・・・
本来の登山道が雨水で掘られて荒れているので登山道の
両側には踏み跡による道が出来ていた。
”岩座神コース”の分岐からは三谷コース一番の急斜面となる。
昔、国の政策として植林されたヒノキであろうが、良くぞ、この数を植林したと感心させられる。 田植えでもこれだけ密植しないだろう。
荒れた登山道が登りのタイムに影響したとは思え無いが、
昔より随分と荒れ方が進んでいる様に思える。
下山、43分にて三谷渓谷に戻る。 ここからは登り時に見付けておいた滝群を散策する。
三谷渓谷の滝群は '18年04月に充分行ったつもりであったが、雄滝の上流部にも沢山の滝があったのだった。
三谷渓谷の滝群-4 に続く。
標高差:602m